jlbhs.gif (6180 バイト) jlb.jp/hsinstall8s/linuxinstall

HomeServer のインストール手順 ( Turbolinux 8 Server )
 2002/11/09

2003/01/11:upd

2003/05/30:upd

2003/07/09:upd

Turbolinux 7 Server を使い始めて半年しか経っていませんが 8 Server が出てしまいました。
Turboファンとしては、インストール等を試してみないわけにはいかないのですが、8 Workstationからはプロモーション版しか配布されなくなり、書籍に付属するのもしばらくかかりそうなので、あきらめていましたが、偶然プロモーション版をFTP版(実在しませんが)と同じように使うヒントが見つかりましたので、掲載しておきます。

当面はインストールTEST用のPCで試してみて、そのうちにHomeServerに移植する予定です。(2002/11/09現在)=>( 2002/11/23: 移行完了)

右画像は、以前の Turbolinux7Server と同様に、VNCにてWindows端末の画面に を表示し、[Alt]+[PrintScreen]で画像をコピーしたものです。

<凡例>
赤字=入力する文字列
青字=表示される文字列(コンソール画面)
紫字=エディタ等で入力する文字列
  使わなくなった古い記述。

 

1.Turbolinux 8 Server-promo のインストール(プロモーション版)

2002年10月25日に製品が発売になり、TubolinuxのFTPサイトで配布されるようになった Turbolinux8Server プロモーション版ですが、10月末頃から20回近くダウンロードを試みるも、速度が2〜3KByte/s 程度しか出ず半ばあきらめていました。
ところが、11月最初の連休になった3日の夕方に何気なく試みてみると、20KByte/s以上出ていましたので、そのままダウンロードを続けることにし、約10時間ぐらいで落とすことができました。

その後、日経LinuxやLinuxマガジンを11月8日に見る機会があり、添付CDをみますと、どちらもTurbolinux8Server−promo版が付いていました。
まさか12月号(11月8日発売)に載るとは思っても見なかったので、いち早く手に入れたとの思いがありましたが、4日後には無駄な努力に近いようなことをしてしまったとの思いに駆られてしまいました。

インストールの方法は、上記日経LinuxやLinuxマガジンに載っていますし、パッケージの選択も迷うことなく1つしか有りませんので省略しますが、私は最後のセキュリティレベルの設定を”中”にしてインストールを終えました。(約30分程度)

 

2.インストールの初期設定をする。


まず最初に ssh 接続時に漢字で表示されるよう、いつもの設定変更を実施します


[root@hs8 /root]# vi .bashrc

最下行付近に

export LANG=ja_JP.eucJP           を追加する。

設定を反映させます。

exit
su -

(ここでパスワード入力)

以上で ssh 上で漢字が出るようになります。

次に FTP の設定をします。


root からFTPができるよう、
vi /etc/proftpd/proftpd.conf      ファイルに、
RootLogin        on                  <--- 9行目のあたりから、root でログインOK
TimesGMT     off                <--- 時間をJSTで扱う
を追記する。


vi /etc/./ftpusers    ファイルの
root の先頭に # をつける。
#root


その後、起動設定と確認および起動をかけますが、 chkconfig には、プロモーション版だからか、 proftpd 登録されていないようです。(以下)


[root@hs8 root]# chkconfig --list proftpd
サービスproftpdはchkconfig,をサポートしますが登録されていません (run 'chkconfig--add proftpd')
[root@hs8 root]# chkconfig --add proftpd
[root@hs8 root]# chkconfig --list proftpd
proftpd      0:off      1:off      2:off      3:on      4:on      5:on      6:off
[root@hs8 root]#

[root@hs8 root]# /etc/rc.d/init.d/proftpd start
Starting proftpd:                                                           OK
[root@hs8 root]#

ついでに、GRUBの設定をしておきます。


このバージョンから、LILOからGRUBに変わりましたが、GRUBの選択画面でLinuxの自動起動まで15秒と、若干長い時間入力待ちをしているので、5秒に変えておきます。

[root@hs8 root]# vi /boot/grub/grub.conf

# This file was converted from /etc/lilo.conf by gilo-0.92-4.
timeout
5
(省略)



3.プロモーション版に変更を加えてFTP版のRPMファイルをフルインストールする。

このやり方は、時々覗かせていただいている @ITLinux Tips 「Turbolinux 8 Workstation のプロモーション版をFTP版相当にするには」という記事があり、それならServerでも同じことと思い試してみたところ、うまくいきました。

自分自身の手順メモとして

プロモーション版の設定を取る


[root@hs8 root]# vi /etc/sysconfig/distribution/data

VENDOR="Turbolinux, Inc."
DISTRIBUTION="Turbolinux"
PRODUCT="Server"
PRODUCT_CODE="Viper
-promo"
VERSION="8.0"
RELEASE_FILE="turbolinux-release"
TOOL_PREFIX="turbo"
DEF_LANG="ja_JP.eucJP"

(以下省略)

上記4行目の -promo を削除します。

もうひとつ、システムコンソールからLoginする時に、表示されるファイルも修正します。


[root@hs8 root]# vi /etc/turbolinux-release

Turbolinux Server 8.0 (Viper-promo)


次に turbopkg によるインストールを行います。 

詳しくは、Linux Tips をご覧ください。

メンテナンス

インストール/アップデート

メディア
  CD-ROM        <-フルインストールならCD-R1枚に収まらないので無理。
  ローカルディレクトリ <-何度もインストールするなら、2枚のCD-Rに焼いた RPMS を /tmp にでも移して使う。
  FTP サーバー    <-試してみるだけならこれ。 ただし次の ftp サイトでは、 turbolinux は選ばないこと。

インストールツリー    
  ftp.turbolinux.co.jp   <-アクセスが集中するためか、極端に遅い。
  ftp.dti.ad.jp       <-2行目以下のサイトを選択しています。
  ftp.iij.ad.jp
  (略)

インストールするパッケージの選択は、内容について詳しくないので”全て選択”「 F5 select all 」で実行しました。

(省略:ローカルディレクトリから約20分程度かかりました)


以上で、FTP版相当になったと思います。

ついでに、 turbopkg で最新のアップデートパッケージも入れておきます。

HDDの使用量ですが、プロモーション版をインストールした後のルートディレクトリー(/)は、1.4GByteぐらいでしたが、フルインストール(FTP相当)すると、2.8GByeほどになりました。

 

4. turbonetcfg の設定

turbonetcfg を使い、「基本設定」の上から2行目の「ドメイン名」を none --> jlb.jp に変更します。

 

 

 

5. apache の設定

 

Apache でPHPが使えるようにする。

httpd.conf の修正( PHP4 の部分を)
vi /etc/httpd/conf/httpd.conf

.php .php3 .html .htm

および、# を取る。

# And for PHP 4.x, use:
#
#AddType application/x-httpd-php .php .php3 .html .htm
#AddType application/x-httpd-php-source .phps



 index.htm を追加する。

(昔作ったページにある index.htm が、 index.html と同じ動きをするように指定する。)

<IfModule mod_dir.c>
    DirectoryIndex   index.html
index.htm     <==476行目あたり
</IfModule>

 

index.html (.htm) が無いディレクトリーにアクセスしたときに、ファイル一覧リストが表示されないようにする。


(昔作ったページは index.htm と記述していないものがあるため。)


 Options Indexes FollowSymLinks MultiViews         <==430行目あたり Indexes  を消す

 

自動的に立ち上げ設定と、起動をかける。

これも、 proftpd と同じく、 chkconfig に登録されていませんので、 -add で登録します。
[root@hs8 root]# chkconfig --list httpd
サービスhttpdはchkconfig,をサポートしますが登録されていません (run 'chkconfig--add httpd')
[root@hs8 root]# chkconfig --add httpd
[root@hs8 root]# chkconfig --list httpd
httpd      0:off      1:off      2:off      3:on      4:on      5:on      6:off
[root@hs8 root]#

[root@hs8 root]# /etc/rc.d/init.d/httpd status
httpd is stopped
[root@hs8 root]# /etc/rc.d/init.d/httpd start
Starting httpd:                                              OK
[root@hs8 root]#



6.VNCの導入。

この部分は、Turbolinux 7 Server のところと同じですので、そちらを参照してください。

以下はページ先頭の画像と同様に、VNCでWindows端末から見た X の縮小画像です。(元は800x600)

 

7.1時間ごとの root 宛てメールの停止。

HomeServerを稼動させていると、 cron 等の動作を記録したメッセージを、1時間ごとに root 宛てに送って来ますが、結構わずらわしいものです。
そこで、邪道ですが /var/log/messages の内容を1時間ごとに root へ送る動作を止めてみました。

[root@hs7 /root]# vi /etc/cron.hourly/logcheck

!/bin/sh
# /usr/sbin/logcheck


2行目に # を付けるだけで毎時のメールは届かなくなりました。(私の個人的設定)

 

8.時計を定期的に合わせる。

Server の時刻は、 turbotimecfg 等でも設定できますが、ハードウエアー時計(以下: HW-Clock )はそのままになっていると思います。
そのため、再起動に備え時々 HW-Clock を設定していましたが、今回クローンで処理することにしました。
毎日一回、 ntp Server に確認し、その直後 HW-Clock を設定することにしています。
下記の例では、毎朝5時56分にシステム時計を校正し、その1分後に HW-Clock をセットします。

[root@hs8 root]# crontab -e
56 5 * * * ntpdate -s ntp.asahi-net.or.jp
57 5 * * * /sbin/clock --systohc

他に   clock.nc.fukuoka-u.ac.jp  も有ります。

 

9.起動サービスの設定。 (2003/01/11)

上記8までの設定で、しばらく使っていましたが、他のPCにも同じようにインストールし、 shutdowen 時のコンソール画面を見ているときに、2箇所(3箇所の場合も有り)で『NG』と表示される処理が目に付きました。
そこで、  turboservice を使って調べてみたところ、起動時の設定で ON となっているサービスが、実行されていないことがわかりました。

特に必要としていたサービスでもなかったので、以下のように『起動時の設定』を停止する設定をしました。

turboservice による確認画面



上の画面から、『起動時のサービス設定』を選んだ状態



『起動時のサービス設定』で停止させたサービス

alsasound
rusersd
rwalld




10.毎定時に発生するエラーの停止。 (2003/01/13)

上記の7.項で、『1時間ごとの root 宛てメールの停止』をしていますが、毎日1時と2時の定時に1回ずつエラーが発生し、それが root 宛てのメールとして発信されていました。

(省略) Mon Jan 13 01:00:05 2003
(省略)
Subject: Cron <root@hs8> /sbin/evlogmgr -c "severity=DEBUG"
(省略)
posix_log_printf of STARTMAINT message.: No such file or directory

(省略) Mon Jan 13 02:00:06 2003
(省略)
Subject: Cron <root@hs8> /sbin/evlogmgr -c 'age > "30d"'
(省略)
posix_log_printf of STARTMAINT message.: No such file or directory

そこで、動作を止めることにしました。
[root@hs8 root]# vi /etc/cron.d/evlogmgr.cron

#Everyday at 2:00 am run evl log manager and remove records ithat are older than 30 days
# 0 2 * * * root /sbin/evlogmgr -c 'age > "30d"'

# Everyday at 1:00 am run evl log manager and remove records with severity=DEBUG
# 0 1 * * * root /sbin/evlogmgr -c "severity=DEBUG"


2箇所に # を書き込み、停止させます。

11.turbopkg 後に変な mail が root より届く。 (2003/05/30) (2003/07/09)

いつものように、 ttssh でログインして root 宛ての mail を確認していると、久しぶりにたくさん届いていました。その内容を確認すると、日次の cron でエラーが起きているようです。

[root@hs8 root]# mail
Mail version 8.1 6/6/93.  Type ? for help.
"/var/spool/mail/root": 6 messages 6 new
>N  1 root@jlb.jp           Sun May 25 04:06  23/818   "Cron <root@hs8> run-p"
 N  2 root@jlb.jp           Mon May 26 04:06  23/818   "Cron <root@hs8> run-p"
 N  3 root@jlb.jp           Tue May 27 04:06  23/818   "Cron <root@hs8> run-p"
 N  4 root@jlb.jp           Wed May 28 04:06  23/818   "Cron <root@hs8> run-p"
 N  5 root@jlb.jp           Thu May 29 04:06  23/818   "Cron <root@hs8> run-p"
 N  6 root@jlb.jp           Fri May 30 04:06  23/818   "Cron <root@hs8> run-p"
&
Message 1:
From root@jlb.jp  Sun May 25 04:06:16 2003
Date: Sun, 25 May 2003 04:02:02 +0900
From: root@jlb.jp (Cron Daemon)
To: root@hs8.jlb.jp
Subject: Cron <root@hs8> run-parts /etc/cron.daily
X-Cron-Env: <SHELL=/bin/bash>
X-Cron-Env: <PATH=/sbin:/bin:/usr/sbin:/usr/bin>
X-Cron-Env: <MAILTO=root>
X-Cron-Env: <HOME=/>
X-Cron-Env: <LOGNAME=root>

/etc/cron.daily/logrotate:

error: cups:4 unknown option 'sharedscripts' -- ignoring line

&

 

最近、 root 宛ての mail が届いたことが無く、PKGのアップデイト後に起きているような気がしたので、確認してみました。

a
[root@hs8 tmp]# ll
合計 664
-rw-r--r--    1 root     root       323557  5月 24 08:51 hdlist.gz
-rw-r--r--    1 root     root       323557  5月 24 08:47 hdlist.gz.bak
-rw-r--r--    1 root     root         5745  5月 30 22:42 top.txt
-rw-r--r--    1 root     root        14080  5月 24 08:50 update.map
[root@hs8 tmp]#

どうも先週の土曜日に実施した turbopkg 以降のような気がします。

そこで、該当するところを探し、今日のところは sharedscripts をコメントアウトして様子を見ることにします。 (2003/05/30 23:12)

[root@hs8 root]# cd /etc/logrotate.d/
[root@hs8 logrotate.d]# vi cups
/var/log/cups/*_log {
    missingok
    notifempty
#    sharedscripts
    postrotate
        /etc/init.d/cups condrestart >/dev/null 2>&1 || true
    endscript
}


12.再び turbopkg 後に変な mail が root より届く。  (2003/07/09)

 

再び6月30日にかけた turbopkg からかは、はっきりしませんが mgetty の logrotate でエラーになりました。(6月31日から毎日発生)

Message 1:
From root@jlb.jp Thu Jul 3 04:06:11 2003
Date: Thu, 3 Jul 2003 04:02:01 +0900
From: root@jlb.jp (Cron Daemon)
To: root@hs8.jlb.jp
Subject: Cron <root@hs8> run-parts /etc/cron.daily
X-Cron-Env: <SHELL=/bin/bash>
X-Cron-Env: <PATH=/sbin:/bin:/usr/sbin:/usr/bin>
X-Cron-Env: <MAILTO=root>
X-Cron-Env: <HOME=/>
X-Cron-Env: <LOGNAME=root>

/etc/cron.daily/logrotate:

error: mgetty:4 { expected after log file name

 

とりあえず先の cups と同じように # を4行目以降に4個入れて抑えることにしました。
(2003/07/09)

[root@hs8 root]# cd /etc/logrotate.d/
[root@hs8 logrotate.d]# vi mgetty

#
# Rotate mgetty log files.
#
#/var/log/mgetty.log.tty[^.] /var/log/mgetty.log.tty[^.][^.] /var/log/mgetty.log.tty[^.][^.][^.] /var/log/mgetty.log.tty[^.][^.][^.][^.] /var/log/mgetty.log.tty[^.][^.][^.][^.][^.] /var/log/mgetty.log.tty[^.][^.][^.][^.][^.][^.] /var/log/mgetty.log.tty[^.][^.][^.][^.][^.][^.][^.] /var/log/mgetty.log.tty[^.][^.][^.][^.][^.][^.][^.][^.] /var/log/mgetty.log.tty[^.][^.][^.][^.][^.][^.][^.][^.][^.] /var/log/mgetty.log.tty[^.][^.][^.][^.][^.][^.][^.][^.][^.][^.] /var/log/mgetty.log.unknown /var/log/mgetty.callback {
#         nocompress
#         missingok
#}


2003/10/03 追記

最近 turbopkg を実行した後、 proftpd ホームページの更新をしようとしたところ、 root からの login が出来なくなっていました。
この原因は、 2003/09/30 のセキュリティーパッチで proftpd.conf が書き換わっているようです。

そこで再度 root からFTPができるよう、
vi /etc/proftpd/proftpd.conf      ファイルに、
RootLogin        on                  <--- 9行目に記述を復帰させて、root でログインOK

を追記する。