Top Page FRMSによるANT測定
自作工程のメモとして
20.Mar.2013


  最近CQ出版社の頒布品でAPB-3が気になっていましたが、以前にFRMSを掲載していたのを思い出し、現在のアンテナ設備の同調状況をまとめてみました。

今回の測定にあたり、SMAコネクター類を追加で購入して、FRMSの使い方もおさらいをしながら進めてみました。
使用した方向性結合器は、HI-Qコントローラで使用している品と同等品で、予備としてオークションで入手していたものになります。

測定しての感想ですが、特にメインで使っている Hi-Q-4/160 については、以前から気になっていた基本周波数以外の同調点について初めて目で見ることが出来ました。
SWRのディップ点は大小みることが出来ますが、コイルの回転位置を検出するため、誤同調は発生していません。

■ 測定に使用した方向性結合器

 

1.9MHzのSWR特性(Hi-Q-4/160)

 

1.3.5MHzのSWR特性(Hi-Q-4/160)

 3.5MHzは正規の同調周波数(以後は同調周波数)近辺に大きなSWR値の落ち込みは無く、拡大時のSWR値も低く安定しています。

■ 0〜20MHzに渡って見たところ


■ 3.5MHzの中心部を拡大

SWR1.5以内の帯域が20KHz程度となります。

 

2.7MHzのSWR特性(Hi-Q-4/160)

 7MHzは、割と近いところにSWRが落ちているところ(9.8MHz)が有りますが、これもHi-Qコイルの位置が大きく違うために問題は有りません。

■ 0〜20MHzに渡って見たところ


■ 7MHzの中心部を拡大

 

3.10MHzのSWR特性(Hi-Q-4/160)

 10MHzは、SWR2.3程度に低下した点が割と近くに出来ています。この状態でもRIGのSWRメーターの振れは少なめに示しています。

■ 0〜20MHzに渡って見たところ


■ 10MHzの中心部を拡大

 

4.14MHzのSWR特性(Hi-Q-4/160)

 14MHzは、10MHzにあった特性にプラスして約2MHz下にSWR2.0を割り込むディップ点がありますが、コントローラーの同調操作で誤検知することはありません。

■ 0〜20MHzに渡って見たところ


■ 14MHzの中心部を拡大

 

5.18MHzのSWR特性(ダイヤモンド:HF16FX)

 Hi-Q以外の特性はどうなっているがという疑問から、シングルバンドのホイップの特性を確認しました。
こちらは、おおきなSWRの落ち込みも出ていなく安定した特性を示しています。

■ 0〜20MHzに渡って見たところ


■ 18MHzの中心部を拡大

 

.近日更新用

 

 

99.追記用(予備)