Top Page TS-520を分解する
自作工程のメモとして
Oct.1999


インターネットのham交換室で、譲っていただいたTS-520ですが、分解してしまいました。

以前より20世紀中に真空管式の無線機を、出来れば自作したいと思っていましたが、部品の入手が難しく、また高価なため現用機として使われている方には申し訳有りませんが、中古機から部品を外したほうが、はるかに安く部品を集められるための処置です。
 画像中では、ファイナル部・トランス・ブロックコンデンサ等を外した状態が見ていただけると思います。

このTS-520を基に、別ページに有りますDDS VFOを組み込んだ、送信機を作る予定です。

横から見た様子です。
配線の切断は、ニッパーを使い各基板に数cm程度線材が残るようにしました。
切断した線材は、自作で使用するため、保管してあります。結構たくさんの色分けが出来る線が有り、これも購入すると2千円以上するのではと思います。
VFO部分は、分解もせずそのままの状態です。送信機が完成したら、ジャンクとして処分する予定ですので、アナログVFOを製作予定の方がいらっしゃいましたら、活用いただけるのではないかと思います。(ダイヤルメカもそのまま)
リヤ部はほとんど残っていますが、銘板だけは、自作した機器に付けようと思い外しています。
ファンは、ファイナルを400Vで駆動する予定ですので、今のところ残しています。

自作機の概要は、DDS VFO + 12BY7A + S2001×2本で他の基板は使わない予定です。
取り外した主な部品です。
電源トランスやブロックコンデンサはこれだけそろえると、1万円以上すると思います。
また、S2001が2本、12BY7Aが1本や、ファイナルのコイル、高耐圧バリコンやファイナルのシールドBoxも、一気にそろえられました。
ドライブ基板は、真空管とバリコン(すでに1個外していますが)及び、一部の素子も活用予定です。