Top Page クラニシRW-315Aの修理
自作工程・実験等のメモとして
Mar.2016


 今年の3月にオークションで入手たクラニシRW-315Aを早速修理することにしました。
出品者の話によると、『可動する時としない時がある。おそらく中の半田の接点が浮いているのではないか 』とのことでしたが、いきなり現象が発生し、以下はその修理過程です。

幸い修理することができましたので、何かの参考になればと掲載します。

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 1.修理した跡を発見

■中を開けると送信機側のM型同軸コネクター(J)のナット部が、ハンダで盛られており、アンテナ側の部分と違いがあります。
最初は、この部分の接触不良で不具合が発生しているのかと思いましたが、そうでもないようです。

1.検出部の様子

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2.思い切ってハンダ付された部分を外してみました。その後ハンダ吸い取り線で表面をきれいにしました。

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 2.不良個所同軸コネクター

■同軸コネクターを固定している固いナット部を外し、コネクターを見てみると様子が違います。
本来は絶縁樹脂部分が固定されている筈なのに、カシメ部分が外れて樹脂が飛び出してきます。中心軸のネジ(3mm)によってアース側をプリント箔に押し当てていたのが、樹脂が飛び出すためにハンダで盛り付けていたということが理解できました。
そこで、昔(20年以上)購入したコネクター(中心軸がネジ止め)が有ったので、それに交換することにしました。
交換に当たっては、調整のため1mm厚のスプリングワッシャーを2枚重ね取り付けています。

1.コネクターを固定しているナット部(この後、盛り上がったハンダを吸い取り線で除去しています)

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2.コネクターの比較(左が交換後・右が交換前)

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3.後ろ面から見たコネクター(スプリングワッシャーが2枚入っています)

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4.コネクター部と上面パネルの一部(上面後ろのネジは、以前の修理で酷使したのか、バカ穴になっていましたので少し大きなHDD用のネジに交換しています)

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 3.修理完了後の後面パネル

■見た目には違いがありますが、電気的に復旧することができ、後十年ぐらいは使えそうな状態と思います。
一時は、どうなるかと思いましたが、昔購入してあった同軸コネクター(J)を活かすことができ、益々物が捨てられなくなるような気がしてきましたが、出力の目安に使っていきたいと考えています。


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99.追記用(予備)