Top Page Stepping Motor Driver のPC操作プログラムの作成
自作工程のメモとして
Oct.2016


  2015年4月の「Stepping Motor Driver PCBの製作」や、2016年6月の「Stepping Motor Driver で可変ラジアルの製作」に続く続編です。
前編までで「ラジアル側エレメントの電気的長さをバリエル(バリL)で変化させる機能は動作するようになっていましたが、当初よりStepping Motor Driver基板の操作スイッチはメンテナンス用として考えており、ケースの外には出していませんでした。
 6月のメカ完成後すぐに、当初から考えていたCI-Vの信号線を使ったパソコン(PC)側のプログラム作成に掛かれば良かったのですが、梅雨や夏の暑さもあり、この時期になってしまいました。
 また、Visual Basic は2015年2月以降1年半ぶりに使うことになり、プログラムの作法を思い返すのも取り掛かりが遅れた原因だと思います。

 以下のイメージにありますように、最初に作成したSWR特性を描画するソフトに、追加する形で作成しました。

Stepping Motor Driver(SMDと略す)、Stepping Motor(SMと略す)



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1.目標と仕様

プログラム名は、SDAAtool と合体させるので二つを表す適当な表記が見つからず、ANTcont(Antenna Controller)としています。
もちろん、コントローラ側のPICプログラムもこの仕様に合わせて組み込んでいます。
■ 目標
SMD コントローラの主要な機能を、PC側からCI-Vを使ってコントロールできる。

■ 仕様
1.コントローラの電源を切れる。
2.SMの現在位置をPC側で確認できる。
3.SMの位置をホーム側(ゼロ位置)へ移動できる。
4.SMの位置を+1できる。(後でプラス10を追加)
5.SMの位置を−1できる。(後でマイナス10を追加)
6.SMを指定した位置まで移動できる。
■ CI-Vコマンド・レスポンスのデータ形式



2.動作概要

現物がないとイメージが湧かないと思いますが、概要を記録しておきます。

■ 全体のイメージ



文頭にありますように、最初に作成したSWR特性を描画するソフトに合体させたために、大きなエリアを取っています。
SWR特性を描画するソフト(SDAAtool)と共用する部分は、「END」ボタン、COMポートの選択、スピードの選択、「Connect/Disconnect」ボタンと、「View」の部分です。
SMD のコントローラ部分は、ピンクの網掛けをしたところになります。
■ ボタンの概略


@ SMの現在位置を要求するボタン(CI-V コマンド表の2番)
A このテキストボックスに返送されたSMの位置が表示されます。
B SMを指定した位置まで移動するボタン(CI-V コマンド表の6番)
C Bのボタンで指定する位置情報を入力するテキストボックス
D Bのボタンを応用した追加機能(内部計算で現在位置に10をプラスして移動)
E Bのボタンを応用した追加機能(内部計算で現在位置から10をマイナスして移動)
F SMの位置を+1するボタン(CI-V コマンド表の4番)
G SMの位置を−1するボタン(CI-V コマンド表の5番)
H SMの位置をホーム側(ゼロ位置)へ移動させるボタン(CI-V コマンド表の3番)
I コントローラの電源を切るボタン(CI-V コマンド表の1番)
■ 動作待ち状態を表示


今回の動作対象となるSMDは、1ステップの動作ならすぐにレスポンス(位置情報)が帰りますが、数百ステップを移動させると数分かかります。
その間のレスポンス待ち状態を目視できるように、SMDが動作中の時にAのテキストボックスの背景色を黄色にするようにしました。
■ プログラム(参考)
SMD コントローラ側のハードが無ければ意味がありませんが、visual studio express 2013(VB.Net)で作成したEXE/INI ファイルを置いておきます。
「Connect」ボタンでCOMポートに接続後、各ボタンを押せばCI-Vのライン上にコマンド列が送出できます。
Rs232cTool.exe 等のフリーソフトを使って別のCOMポートから観測すれば、その信号をモニターできます。
(注意:私の使っている Norton Internet Security では、 SONAR が珍しいソフトとして検出してしまいます。そのまま実行を選択する必要がありました。)

ANTcont(zip)


99.追記用(予備)