Top Page BluePill_STM32F103を128KBに増量する
自作・実験工程のメモとして
12.Dec.2022
(最終更新:2022/12/12)


 2年ほど前からOCXOの較正を主な目的にGPSを使った周波数カウンターを作っています。
その中心となるMPU部分にBluePill_STM32F103の128KBバージョンを使用していますが、当初は「BluePill_STM32F103C8T6」(8は64KB品の意)を注文しても中身は「STM32F103CBT6」(Bは128KB品の意)相当品が入手できていました。
そのため、プログラム容量が64KBを超えても使い続けられていて、必要時は多めに注文すると半数ぐらいは128KB品が届いていましたが、最近では「STM32F103C8T6(64KB)」品しか手に入らない状況です。
そのため、上記の較正用カウンターにあと数個は必要なため、64KB品のCPUチップを128KB品に載せかえることにしました。

とりあえず、載せかえの工程をメモとして掲載しておきます。


128KB品が当たる?!かなと注文し64KB品だった BluePill_STM32F103C8T6

載せかえ目的で入手した STM32F103CBT6 チップ

Edit by bluegriffon 3.1

1.載せかえ工程

 最初は、ヒートガンを使用して64KBチップを取り外そうとしましたが、ヒートガンの先端にかぶせるキャップ?が広い品しかなく、外れそうにありませんでした。
そこで、ハンダを四方の足に盛って80Wのハンダごてで一気に過熱することにしました。

■.チップを外した状態

1.作業に当たっては、ポリイミドテープを使ってハンダが必要以外の部分に付かないように養生しています。
2.ICチップは再利用を考えていないので、ハンダを大量にしみ込ませる要領でこて先の熱が十分伝わるように作業しました。
3.最初の1個は、外した後でパターン剥がれが見つかり、結局4個を使って3つの128KB品を作ったことになります。


■.再取り付け時のハンダ付け状態

これは、割と良い状態の写真です。
再取り付け時こそ、クリームはんだとヒートガンで付ければ良いのでしょうが、追加の出費を考えると手はんだで済ませました。




2.ブートローダーの書き込み

 はんだ付けが終わって3.3V-GND間のショートを確認した後に、ブートローダーを書き込んで3個とも本物の128KB品のチップだったことが確認できました。
ブートローダーの書き込みには、スティック状の「ST-Link」と今は「STM32CubeProgrammer」というソフトが出ていますが、今回は古いタイプの「STM32 ST-LINK Utility」ソフトを使用して書き込みました。


■.ブートローダーを書き込みして128KBを確認


■.識別のため赤色で128と書いているのが載せかえ品です(1個は実機に装着してテスト中)






9.その他気づいたこと

(1)その他




99.追記用

大幅な改定・追記用