Top Page カーラジオのHOMEラジオ化
自作工程のメモとして
2000.Nov.

更新が滞ってたこともあり、中途半端ですが以前から持っていたTOYOTAのCARラジオを使ったHOMEラジオを組んでみました。

cr1s.jpg (12143 バイト) 現用車のラジオと同じものです。

 ある方のHOMEページを見たときに、不用品として掲載しているのを発見し、譲ってもらいました。
最初は、現在乗っている車についているラジオと同じでしたので、補修品としても使えるぐらいに思っていましたが、そんな簡単に故障することも無く不用品になっていました。
 最近ラジオのオークションにこっていて、適当なラジオを探していろいろ入札をしていましたが、使えるものは使おうということで、活用することにしました。
cr2s.jpg (13756 バイト) 固定方法として考えたL型金具です。

 4本の固定金具ですが、400円もしました。
CARラジオは、5Mのねじで固定するようになっているため、ドリルでネジ穴を拡張しています。


cr3s.jpg (14148 バイト) 後ろの様子です。

 右側のANT端子はすでに内部にはんだ付けして同軸を引き出しています。
 端子の配線はあとで説明しますが、直接はんだ付けしました。(再利用不可)



cr4s.jpg (21529 バイト) 裏面のシールド板を外したところです。

 各コネクターの信号はシルク印刷されていますので、回路図が無くても何とかなります。

本品を入手したときに、簡単なブロック図もつけてもらいましたが、グレードの組み合わせ(GPS+TV)を含めた図で、実物で確認するほうが確実でした。

cr5s.jpg (15311 バイト) 配線した様子です。

 失敗したら廃棄するつもりで、直接はんだ付けしました。
スピーカーと電源だけですが、赤黒の一種類で済ませています。


cr6s.jpg (15630 バイト) バックパネルの配線です。

 ほんの思いつきで作ったような配線ですが、左から DC−INコネクター SW フロントとリアのスピーカー端子 ANT端子(ひとつ足らなくて穴だけですが)としています。
 DC-INはブリッジダイオードで受けて無極性化をしていますが、通電してみるとブリッジがそうとう熱をもちこのまま使い続けることは無理みたいです。
 通電時 1.2A程度電流が流れます。
また、待機電流として38mA程度流れます。
 チューナーのプリセット記憶は、上記38mAで保っているようです。車なら当然の使い方でしょうが、思った以上に消費しています。
また、通常の電流値も半端ではない状況です。
cr7s.jpg (13193 バイト) フロントパネルの様子です。

 タカチのケースを使用していますが、アルミのパネルに、18cm×5cmの穴をあけて収めています。
 穴あけはハンドニブラーで慎重に進めましたが、ほどほどの仕上がりとともに、手には”まめ”ができてしまいました。先ほどの消費電流の多さとともに発熱のこともあり、本当は木のケースでも用意できればよかったと思いますが、とりあえずこのままとし、木製のケースは後で考えます。
日曜大工応援隊(LINKページ)を一度使ってみたいと思っていますが、そのうちに....です。


cr9s.jpg (12259 バイト) 一応の完成状態です。

 スピーカーは4本必要ですが、最近安価に出回っているPC用のスピーカーを活用する予定です。
動作テストでもPC用のスピーカーを使って、完動を確認しました。
しかし、本体が相当発熱します(1A以上消費することからもうかがえますが)。そのためこのままでは放熱が十分ではなく、実用は無理かも知れません。
 今後、本格的に使えるようにできたら紹介したいと思います。それまでは、38mAの電流をまかなえるバックアップ電池や発熱を抑えるレイアウト(木箱など)が考え付きましたら、発表したいと思います。