■壁側に穴を開けるのを避けるために、ベランダの手すりに直射日光のカバーを兼ねた取付台を探して近所のホームセンター(資材館)に行くと、それなりに使えそうな木片を見つけました。木版用のシナ材(220x14x150)と、板を直角に固定するために使えそうな三角柱の木片を使い、アクリル系のスプレー塗料を吹き付けています。
1.ホームセンターで調達した木材
2.鋸を使ったのは、木片の角を切り落とした2箇所のみで、後は電動ドライバー・ドリルのみで組み立てることができました。
■カメラは無線LANのアンテナもありますが、無線で飛ばしたとしてもカメラの電源は電線で供給する必要があり、どうせならとLANケーブルの余り線を使いPoEで供給することにしました。
そのPoEですが、最初に実験するとACアダプターを直接カメラに繋いだ時は正常に動作しますが、約8mぐらいのケーブルをつないだときは、カメラがアクティブにならない状態になったり不安定な状態が発生しました。
そのため、電源の線(約10m)を単独で用意して供給しましたがそれでも解決できず、結論として、カメラの電源供給プラグのところにコンデンサーを追加して回避できることが分かり、処置後は正常に稼動することができています。
コンデンサーは、100uFから0.1uFまで試し、どの容量でもOKのようですので、積層セラミックコンデンサー1uFを取り付けるようにしています。
また、給電側はLAN用のモジュラーローゼットを初めて使い、そのための工具も購入することになってしまいました。
1.購入した配線の部材
2.カメラ側のLANケーブル加工の様子(電源用プラグの中に1uFのコンデンサーを埋め込んでいます:青色)
(青/青白をプラスに、茶/茶白をマイナスにして給電します)
3.給電側のモジュラーローゼットの中の様子(拡大表示も重ねて)
コネクターへの結線は簡易パンチダウン工具(SANWA)を使いました。
4.カメラのLAN・電源の入力端子との接続の様子(防水のためビニール袋を2重に重ねています)
■取付台に設置したカメラの様子です。北向きに設置してあるためレンズへの太陽光の直射は無く、朝日に対しても取付台が遮り大丈夫と思います。
1.カメラを後方から見た様子(取り付けは、インチネジ(並目)と同ナット)