Arduino Mighty-1284p のPCB製作
自作工程のメモとして
25.Feb.2017
1.仕様と回路図 |
2.基板設計 |
前項で書きましたように、基板についてもテンプレートが用意されているためそれに従いましたが、I/Oピンを拡張するためのコネクタースペースを確保するため、基板の外形を図右方向に(約5.1mm)広げて直線カットにしています。
部品レイアウトは、UNOに近づけようとしましたが、部品の大きさから無理をしない範囲で配置しました。■ pcbnew画像
変な取付穴の位置も、微妙にずれたソケットピンの位置も最初から配置されていました。
拡張のソケットピンは、2.54mmの位置に合うように追加配置しました。■ 3Dイメージ
抵抗やコンデンサのイメージは、一部を残して初期のイメージをWINGS3Dで縮小加工しました。
一番の難関は、FT232RL ピン間0.65mmの配線になります。
早速、より高い倍率の拡大レンズをNet上で探すのと、YouTubeのハンダ付け動画を見ながら基板の仕上がりを待つことにしました。
3.FusionへPCBの発注(2017年2月14日) |
4.FusionからPCBの到着(2017年2月22日) |
5.Mighty-1284p-std1 の組立 |
6.組立完了 |
7.2号機の組立と変更点(2017/02/27) |
再現性の確認のため2号機を組み立ててみました。
通常使っているハンダごて(TQ-77)のこて先を2C型に交換しようとしたところ、標準品のこて先が固まっているため取り出すことができず、やむなくそのまま標準のこて先で作業をしました。
2回目なので速いかと思いましたが、組立終わるまで約4時間程度かかってしまいました。その後テストした結果で以下の修正をしました。
(2)LED 白の輝度が高い
白は常時発光する POW(Y) に 設定していましたが、輝度が高い(まぶしい)ため、直列抵抗(1K)を27Kに変更して取り付けました。
頒布のパーツセットには、回路上の 1K の他に 27K を追加で入れておきます。