Top Page OCXOのケースへの実装
自作工程のメモとして
18.Dec.2017


 一つ前の「ADF4001モジュール」テーマの関連で、基準となる周波数が必要となり、「eBay」「ヤフオク」でOCXO単体での出品も多くあり迷いましたが、自分で周波数を校正する測定器を持っていないため、BNCコネクタが付いたOCXOの調整済み品を「ヤフオク」で手配しました。
必要時に13.8Vの電源を入れBNCコネクタを繋ぐだけで使えますが、保管時の保護のことを考えケースに実装することにしました。
選択したケースは、CW Keyerで使ったものと同じタカチのアルミケースEXシリーズで、Keyerと同様にPCBを使った前後パネルと、OCXO基板を取付けるベースプレートを用意してアルミケースへの穴あけをしなくて良いようにしてみました。
専用のPCBを作るほどでは有りませんが、他のPCBを発注する予定に合わせて、パターンを起こしています。


完成品です。

後面にもLEDは有りますが、前面に輝度を落としたLEDを増設しています。

Edit by bluegriffon3.0.1


1.ケース選定と配置

 ケースはOCXO基板の奥行が85mmのため、CW Keyerのケースに使用した上下カバーの奥行86mmのEX8-6-9SSが該当しますが、前後面アルミパネルを使用しないため、その分を含まない安価なEXW9-6-10SGを採用しました。
また、ドリルで穴あけをしたくないので、勿体ないですがケースのレールに入れるベースプレートを起こしています。
同じPCB付のOCXOで有れば今回作ったパネル等が活用できそうですが、取付穴の位置や電源ジャックの位置もバラバラで難しそうです。


■ 上面から


赤黒線は、前面のLED用の電源を上側の基板裏から取り出しています。

■ 斜め横から

赤黒線の12Vから27KΩの抵抗を通して前面下部に緑色のLEDを付けています。

■ 後面

電源用のジャックがArduino等と比べて飛び出していなく電源プラグの形状によっては入りきらないため、ヤスリで拡張しています。


Fusionで5枚・7.9ドルのサービスが始まりましたので、納期はかかりましたが試しに注文して丸穴に作り直しました。(2018/01/20着)

■ 取付け穴の寸法

 
もし、同じようなOCXOを入手し上記の図と同じ取付寸法だった場合は、この収納方法が使えると思いますが、色々なバリエーションが有るため、難しそうです。


9.その他気づいたこと

(1)都度、追記します。





99.追記用(予備)