Top Page ケース・シャーシ加工2
自作工程のメモとして
1999.Nov.


終段部のバリコン駆動部です。

 TS-520の終段部をそのまま使う事にしていましたが、奥側のLOADバリコンの軸をそのまま伸ばすと、DDS VFOのケースに当たってしまいます。そのため、Drive段に使用していたチェーン駆動機構を転用して、LOADバリコン(以下 VCと略す)をまわします。
チェーンの位置はもっと右によせて取り付けると思いますが、現在は加工精度の確認までです。
 チェーンは3本ある内の1本に、他の1本から外した
2歯を加えると、丁度の長さになりました。
 また、PLATE側の高圧VCも、TS-520の減速軸を使って、駆動するようにしています。
 シングルバンド用にするつもりですので、大袈裟ですがパーツの活用という考で、加工しました。
加工途中の前面パネルです。

 左から、Sメータ(プレート電流等を表示)・VFO表示・PLATE VC・LOAD VCとなります。
 下側の穴は、ボリュームとSWを付けるつもりですが、その回路構成も思案中で、まだ決まっていません。
 右2段目の穴は、ドライブ(12BY7A)のプレートVC用です。すでに、プリント基板の穴とあわせていますので、PCBを配線し固定すれば、ある程度の誤差で軸を延長できる予定です。
 また、軸受けや延長軸は、TS-520から外せるものが有りますので、追加購入は不要のようです。

プレートVC用減速機構です。

 これもTS-520から外したメカですが、取り付け部は加工する必要が有ります。 私は、アルミのチャネルを切り、ドリルとヤスリで加工しました。 取り付けは、高さの調節にサイコロ状のスペーサー(10mm角)とワッシャー3枚を使っています。 最終的には、スペーサーの高さを再調整する必要が有ると思いますが、なかなかFBと思っています。