JE3JLB CPU交換・比較実験

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Pentium3−800対Celeron566
続:C366からC566へ交換
続:三種類のCPUのベンチマーク


ABITのBH−6でCPU交換時に起動画面が乱れる復旧メモを追記。(最下部:2002/02/24)

もう少しPCが速くならないかと、約半年使っていたCeleron566(FSB:66MHz)からPentium3−800(FSB:100MHz)に交換してみました。

speed-p3-800.jpg (45525 バイト)speed-c-566.jpg (45437 バイト)

 

こちらは、P3−800のベンチマークテストです。次の566と比べてCPU性能が約38%上がっているのがわかります。
その他も、少しずつ数値が良くなっています。

ben-p3-800.jpg (70710 バイト)

 

こちらは、Celeron566のテストです。CPUのInfoが両方とも違っていますが、いずれも規定のスピード設定です。

ben-c-566.jpg (70826 バイト)

 

Power/ON後、ある程度時間をおいて取りました。リテール品のファンを取り付けた状態です。これ以前に、横着をして、Celeronの時に取り付けていたヒートシンクをそのまま使ったところ、CPUとヒートシンクのあたりが悪いのか、CPU温度が46度(周囲温度プラス20度)まで上がってしまいました。
そのためリテールファンを取り付けましたが、金具が硬くて取り付けに相当苦労しました。
リテールファン取り付け後は、周囲温度(System)プラス6〜7度で推移しています。ちなみに、周囲温度が27度に上昇した時点でのCPU温度は最高34度を示しました。

v-p3-800.jpg (57115 バイト)

 

こちらはCeleronの状態で、P3-800につけて温度が上昇したファンに戻して使いましたが、周囲温度プラス7度で安定しています。
新品のヒートシンクは、熱伝導シールが貼ってあり、そのまま使うと良いのでしょうが、使用していたヒートシンクに別のCPUコアを取り付けると、あたりが悪くなるのではと思います。しかし、もう一度戻して試す勇気はありません。Hi

v-c-566.jpg (57132 バイト)

 

結論:
 私の持っているPCでは、Pentium3の性能は充分には発揮できず、Celeronで十分のような気がしました。
 Power/ONからの時間(SW/ONからマウスカーソルの砂時計が消えるまで)も2〜3秒短縮されたようですが、もともと55秒程度かかっていたので、5%程度の改善にしかなりませんでした。
 しかし、システムモニターを起動して見ていると、アプリケーションの起動や、IEからOutlockExpressを起動するときに、以前はCPUに100%の負荷がかかっていたのが、少し余裕を持って起動できているようです。ほんの1秒か数秒間の違いだけだと思います。
 約1万5千円の価格差をどう捕らえるかは個人差がありますが、試せたことには満足しています。(これから欲しがらないHi)
自己満足の情報でした。(2001年1月5日実施)

M/B:AOpen MX3W−PRO
Video:i810 +DC100 OnBord
Memory:PC100(CL=2)192MByte
HDD:GENERIC IDE DISK TYPE47

 


続:C366からC566へ交換

 

Pentium3に交換後、余った??C566を家族用のPCにつけるため、SlotKET3を購入しFCPGA用のSlot1に変更しました。

c566slot1-1.jpg (17699 バイト)

 

ヒートシンクは、C566につけていたものをそのまま使いますが、コアが当たった部分の熱伝導テープが薄くなったため、爪楊枝ではがし、シリコングリスを薄く塗布しました。
本当は、熱伝導テープを新しく貼りなおしたらよかったと思いますが、3cm角が300円程度するため、シリコングリスで対応することにしました。
hs1.jpg (13563 バイト)hs2.jpg (12645 バイト)

 

ここまで組み立てて、C366のPCを分解すると、Slot1の取り付け部分が古いタイプ(PPGA用?)のため、急遽マザーボードへ取り付ける新しいリテンションキットを購入し、やっと取り付けることができました。

c566slot12.jpg (16182 バイト)

 


続:三種類のCPUのベンチマーク

 

家族用として使っていたPCのCeleron366(PPGA)実装時のベンチ王の結果です。(上記との比較用)
MB:AOpen BH−6 V1.0
Video:i740
Memory:128MByte
HDD:8GByte

b-c366.jpg (70221 バイト)

 

HDBenchを使った比較を記録しておきます。
Pentium3 800MHz
M/B:AOpen MX3W−PRO
Video:i810 +DC100 OnBord
Memory:PC100(CL=2)192MByte
HDD:GENERIC IDE DISK TYPE47

hdb800.jpg (42179 バイト)

 

こちらは、Celeron566のテストです。
MB:AOpen BH−6 V1.0
Video:i740
Memory:128MByte
HDD:8GByte

hdb566.jpg (42027 バイト)

 

こちらは、CPU交換前のCeleron366のテストです。
MB:AOpen BH−6 V1.0
Video:i740
Memory:128MByte
HDD:8GByte

hdb366.jpg (41100 バイト)

 

 AOpenのBH−6へC566を取り付けましたが、実装後にPowerを入れると、ビデオ信号の同期が取れない(初期VGA画面)状態になり先へ進みません。 壊してしまったかたびっくりしましたが、「DEL」キーを押してBIOS設定画面にして、乱れた画面のままカーソルキーでBIOSのイニシャル設定を読み出し、再書き込み後正常状態になりました。(マニュアルの設定画面の部分を参照して)
簡単に直った様に書きましたが、1時間以上復旧にかかってしまいました。

何度も再現(100%)するため、ここに復旧方法をメモしました。(2002/02/24)

 今回、HDBenchをはじめて使わせてもらいましたが、ベンチマーク結果を比較できる「Graph」タグをあけると、CPUはともかく、VideoやHDDについては、私の使用しているものより数倍(十倍以上?)速い製品がほとんどで、比較の下のほうでやっと同じぐらいの組み合わせが見つかりました。
思わずYahooのオークションを覗きに行ってしまいました。Hi
続:2001年1月8日