DDS VFOの製作
自作工程のメモとして
1999.Sep
99年9月19日
99年10月10日
2021年09月07日(フォーマットが崩れていたので調整)
まずPCBを、ガラエポ基板で製作しましたが、最初の基板はパターンミスがあり、ジャンパーで修正して、対応しました。 慌てるとろくな事が有りません。現在まで、3枚のガラエポ基板を失敗しています。 回路図及びソフトは、「ROROROさん」の電子工作のページを参考にさせていただきました。 (PIC16F84とLCD・DDSの組み合わせ) また、パターンは「HiWIRE」を使わせてもらっています。 回路図はこちら 99.9.15:修正 <−−画像入れ替えました。 | |
PICライターのプログラムは、Windows版が出たので、500円で追加購入して使っています。 これで、Windows上ですべて出来るので、大変重宝しています。 注意 書き込めるPICにはまだ制限が有ります。 PIC16F84はOKでした。 | |
DDSキットです。 その他、LCD等を秋月で用意しました。 また、PICも、他にも使う予定が有ったので、新たに2個追加し、セラッロック(10MHzと4MHz)もまとめて購入しておきました。 | |
実験途中のDDSVFOです。 まだ、半完成品ですが、 10130.00KHzを中心に、 1KHzステップと10Hzステップを切替えて出力します。 また、出力は、ポートへの入力をコントロールする事により、ON/OFFできるようにしています。 (PICの右側のジャンパーピン) いずれは、送信機のVFOとして使うための変更です。 画像右は、バンドパス・フィルターを組み込んでいますが、現時点では使っていません。 (バンド幅:9M〜12MHzのつもり) ソースリスト ddsvfo.lzh 最新:99.12.12更新 | |
DDS基板は、パターン面に取り付けていますが、LCDの接続部は逆パターンで線を引いたため、パターンカットの後、ジャンパーで修正しています。 ケースはリードのP−2を使うつもりですが、このままではPCBが入らず、PCBの縮小かケースの拡大のどちらかをしないといけない状況です。 組み込み用ケースですので、出来るだけ小さくまとめたいのですが、実装の段になって、おもいどおりにはいかなくなりました。 <−−パターンは失敗作をそのまま使っています。 こちらは修正済みパターン(参考) −> pvfo1.pcb です。 小サイズは −>pvfo-15.pcb です。 | |
一番見栄えが良い画像です。10MHz帯の送信機(トランシーバでは有りません)に使うつもりで、10130.00KHzを立ち上げ時の周波数にしています。 LCDはバックライト付き(秋月)で、100オームで結線しています。 ロータリーエンコーダは、単品を探せなかったので、「PIC DDSコントロールキット」(DDS+:¥2,000)を購入し、ロータリーエンコーダのみ使っています。 | |
<<続き>>99年9月19日 前回、ケースに入らなかったので、前項にある pvfo-15.pcb のパターンで作製しました。 いずれは、送信機に組み込むため暫定的なシールドケースとしていますが、穴あけも何とかできて安心しています。 実は、前回の更新からプログラムを見直して、1KHzステップ時に下の桁を丸めて00にする改造を試みましたが、なぜかうまくいかず、元のままでとりあえず我慢する事にしました。 右の赤SWは、周波数のステップ切り替えです。 | |
内部は、ロータリーエンコーダを取り外して、実装しやすい大きさにしています。 但し、PCBのパターンはロータリーエンコーダも取り付けられるようにしています。エッチング後に、約15mmを切る事で本品のようになります。 ケース左下に、7805の3端子レギュレータを取り付けて、13V給電としています。(回路図に沿った配線) | |
DDS部は、秋月のキットそのままですが、ローパスフィルターはトロイダルコアを使い、カットオフ周波数を12MHzとしています。 デバック及びシャーシ加工でいささか疲れました。 このVFOは、送信機の一部でして、別にいろいろと画策しています。発表できるようになりましたら、このコーナーへ掲載する予定です。 |
<<再度続き>>99年10月10日 前回のケースより一回り小さくする必要に迫られて、ケースを1ランク小さいリードのP-4にしました。 配置・実装方法は同じで、パターンを中央に寄せ、何とか入る寸法に出来ました。 このままではロータリーエンコーダが中に入りそうも無いので、手前に穴を空けて外部に実装する予定です。 パターンはこちら -->9ptube.lzh (何回も失敗するので、他の回路と一緒に合成してエッチングしました。) | |
DDSを載せた裏面です。 以前は、10mmのスぺーサーで浮かせていましたが、ケースの幅の関係で、5mmのスペーサーを使用しています。 見た感じ 実装密度が上がっている雰囲気がします。 | |
<<PIC部の補足>> 今まで、LCDのバックライト調節に回路上ではVRが付いたようにしていましたが、いつも固定抵抗でごまかしていました。 今度こそ最終パターンという気持ちを込めて、実装しました。 最終的には、画像及び記述を整理して、ページの容量を減らす予定ですが、当面はこのままとしておきます。 |