Top PageDE1103DRMとSDRadioを使った受信実験
自作工程のメモとして
2008.Mar.16


 しばらくHPの更新をしていませんでしたが、その間もソフトウェアーラジオ(CQ誌等)を見て、基盤・パーツキットを購入して遊んでいました。
しかし、受信範囲も限られることから数度のバラック状態で受信したのみで、そのまま放置していました。
そんな時、Webで広い範囲の受信ができる組み合わせを知りました。
当たり前のことかも知れませんが、プリアンプ部で選局してIF出力をソフトウェアーラジオに入れれば希望する周波数を聞くことができます。

そのプリアンプ部にあたるのが、DEJIN社のDE1103DRMというラジオで、有限会社アイキャスエンタープライズ(以下、アイキャス)というところから発売されています。
そのHPにいけば接続方法や、ソフトのインストール方法が詳しく出ています。(検索=アイキャスエンタープライズ)

自作でも、キット製作でもありませんが、どのぐらい使えるものかと思われている方の参考になればと思い記録しておきます。

以下は、購入したDE1103DRMです。

 

1.SDRadio用のインターフェースケーブル

アイキャスから購入すると、以下のケーブルが添付されてきます。
長さは全長80cmぐらいで、変換用のBOXが途中に入っています。

 

そのBOXの中には、コアが入っておりインピーダンス変換か何かをやっているようです。

 

2.受信状態

ほとんど日曜日の昼間しか聞くことが無いため、7MHzが一番にぎやかと思い、7.03MHzに同調したホイップアンテナ(約2m長)をベランダから突き出して、使うときだけDE1103の外部アンテナ端子につないでいます。

また、SDRadioを使うとき、DE1103DRM本体のほうは、音量を0(ゼロ)にしておきます。

以下は、CW信号を聞いていますが、SDRadioにはSSBモードしかないため、LSBにセットして受信帯域を400Hz程度に調整します。
IF信号は、12KHzに変換されて出力されているそうで、Freq.spanは12KHzが最適とおもいます。(PC側のサウンドサンプリング=48KHz)
中央から外れる局はラジオ本体の方で同調をしなおして、できるだけ中央付近で受信するようにしています。

 

この日は、コンテストが行われていたようで、にぎやかになっています。(7.010MHz付近)

 

レベルメータは、受信機のように気持ちよく振れなくて、相当強い信号を受けてもLevel4程度の振れです。(7.030MHz付近)

 

帯域はマウスで調整でき、マウスカーソルを近くにかざすと帯域を表示してくれます。(7.010MHz付近)

 

PSK31とSSTVが出ている状態です。(7.030MHz付近)

 

AMラジオ放送の受信です。
本体だけで聞くより、SDRadio(PC)経由で聞くほうが音が良い(聞きやすい)ように感じます。

 

以上

2009年1月に手放しました。