Top Page SD330 ベランダ設置
自作工程のメモとして
2010.Oct


  約1年ぶりの更新になりますが、第一電波工業(株)のスクリュードライバーアンテナを導入しました。当初は、無線機の置いてある部屋の前にあるベランダに仮設置しましたが、同調型だけあってかモノバンドのホイップアンテナ(RH7)に近い受信状況だったため、ベランダの先までローテータケーブルを引っ張ってセットして見ました。

これから色々工夫していきますが、ベランダ設置を考えている方への参考になればと思い記録しておきます。

なお、記載の内容について一切の保証は有りません。あくまでも自己責任でお願いいたします。

以下は、SD330とラジアル(9.7m・3.6m・2.7m)3本になります。それぞれ、ベランダの構造物から10センチ以上離すように心がけて張っていますが、3.5MHzも9.7mのラジアルでSWRが1.1近くまで落ちています。

当初、2本(9.7m・3.6m)のラジアルで7MHzと18MHzのモノバンドホイップを使っていた状態の基台部分に取り付けましたが、24MHz・28MHzでSWRが落ちず、2.7mのラジアルを追加してどうにかなりました。

できれば、各バンドごとにラジアルを用意すると良いとは思いますが、3.5MHzから28MHzまで使えており、当面はこのまま使用します。

別ページに、SD330 コントローラ製作を追記しました。(2010/12/31)

2012/05:最近の写真を追加しました。

 

 

1.モーター線のコネクター

 自己融着テープで処理しているため分かりにくい画像ですが、日本圧着端子製造(株)の ELP-02V がピンの長さやロック爪の位置も合うため、製品に添付のコネクター付きケーブルは線を切ることなく保管しています。

基台は、コメットのRS-215を使っています。

 

 

2.マッチングボックス(M-BOX)

モノバンドのアンテナの時から、アンテナ直下に簡易防水型?の箱を設置して、カツミのマッチングボックスを入れ、SWRの最低点が下がりきるようにしています。(2010年04月:Yahooオークションで入手)

それなりに効果があり、現在ではトランシーバーの内蔵チューナーは使用していません。

また、SD330のモーター線も一旦この箱の中にいれて、 ELP-02V より一回り大きなコネクター(ピン間6mm)でローテータケーブルに接続しています。

 

下は、横から見た取り付け方で、ホームセンターにポールにぴったりのΩ型金具があり、ダイソーのまな板を使いました。

 

3.SD330アップダウンDW

部屋に引き込んだローテータケーブルには、自作のアップダウンSWを経由して、13.8Vの電源に接続します。

黄色い頭のSWが、アップダウン用で両はね返り型を使っています。(ON)-OFF-(ON)

 

4.SD330の調整方法

クラニシのSWアナライザー(BR-210)を持っていますので、今のところ以下のような手順でアンテナを同調させています。

@同軸切換器をSWアナライザー側に倒す。
ASWアナライザーの電源を入れて、運用したい周波数を発振(SWRモード)。
Bアップ/ダウンSWでモーターを回してSWアナライザーの値が最小点にくるよう調整する。
CSWアナライザーの電源を切って、同軸切換器をトランシーバー側に戻す。

そのうち、自動で切換動作をできるようにしたいと考えています。

 

3.5Mに合わせたところです。
10月の夜間(21時)に、埼玉県の局とSSBでQSOし、S9で届いていることを確認しました。

 

こちらは、7Mに合わせたところです。

 

 

 

6.追記用(予備)